小説家になろうのオススメ『Doggy House Hound』

SF

こんにちは、読み専です。

第二回目、作品紹介させていただきます。

『Doggy House Hound』〜あらすじ・評価〜

タイトル:Doggy House Hound <完結済>

  • 作者: ポチ吉
  • 文字数:539,461
  • キーワード:残酷な描写あり  近未来 エイリアン 強化外骨格 銃 球体の友人 ロボット 狙撃手 OVL大賞6M 書籍化

〜あらすじ〜

五百年の月日は少年から記憶を奪った。

 コールドスリープにより記憶を失ったトウジは背負った借金を理由に歩兵となることを義務付けられた。

 強化外骨格を身に纏い、モノズと呼ばれる球体のロボットを友として、荒野へと変わった地球でトウジは敵性宇宙人と戦い続ける。

 配られた鬼札は平和な時代では開花することの無かった狙撃手としての才能。

 ――荒野で少年は猟犬を継ぐ。

小説家になろう『Doggy House Hound』より

Doggy House Hound、小説家にはあまり見られないSFチックでハードボイルドな作品です。

舞台は人類が衰退した未来で、主人公がスナイプ一筋で敵を淡々と倒していくストーリーとなっています。

それでは詳しく紹介していきたいと思います。

◎『Doggy House Hound』魅力

冷静でブッ飛んだ主人公

主人公トウジはスナイパーライフル1本のみで戦っていきますが、スナイプ以外の才能は全くないです。

戦闘シーンでもスナイパー以外の武器を使うことはほぼありません。

もし、近い距離で接敵してしまった場合は「自分の距離じゃない」とか言ってなんとしてでも相手から距離を取ろうとします笑

「いや、他の武器を使えばいいじゃない」と思うんですけど、なんとしてでもスナイパーライフル一本でやり切ろうとする所が本当に面白いです。

そのスナイパーとしての力量はもちろん、トウジの何事にも動じない胆力も本作の魅力です。

本当に主人公持ち前のスナイプの才能と狂気じみた冷静さがあってこその展開だと思います。

ほぼヒロインのモノズ達

あらすじに『モノズと呼ばれる球体のロボットを友として』と書かれている通り、この作品を語る上でモノズは絶対に外せません。

モノズというのは、人間の戦闘を支援する自律型ロボットのようなものです。

機体によって得意なことが異なり、所有できるモノズの上限は人によってバラつきがあります。

モノズは意思表示をすることができるのですが、主人公の前で話すことはそんなに多くありません。

その代わり、モノズたちの間で2ちゃんねるのスレッドのようなものが立てられ、トウジにバレないことを良いことに好き放題言っています。

そのスレッドでは主人公のことをボロクソに罵ったり陰口を言ったりしているのですが、後半になるにつれて主人公の才能を認めたり、主人公の運命に嘆いたりと徐々に主人公へ寄り添っていく描写がたまりません。

センスしか感じない固有名詞

正直に言います。

Doggy house houndで私が一番好きな要素はこれです。

主人公が所属しているドギー・ハウスというギルドのような組織では、戦闘のある一点に置いて一番になった者には「犬」の称号がつけられます。

犬にも様々な種類があって、探査犬や負け犬、牧羊犬などが存在します。

主人公がスナイプで敵を仕留めることにおいては誰よりも優れているので、「猟犬」という称号を持っています。

犬の名前を称号として与えるという発想、すごくないですか?

トウジが自己紹介の時に「猟犬です」と言ったとします。

現実で考えると「自分を犬だとか、なに言ってるんだコイツ」と思うでしょうが、Doggy House Houndの世界では誰もが一目置く、ヤベー奴といった意味合いになるのです。

△『Doggy House Hound』の気になった点

ヒロイン・・・

Doggy house houndにヒロインはちゃんといます。

本当に主人公のことを想っているいい子です。

なのに中々しっかりとした出番がありません。

主人公の性格から考えると関係が進まないのは納得ですが、せっかく良いヒロインなんだから、もう少ししっかりと関係を進めていく描写が欲しかったなと個人的に思います。

モノズの覚えづらさ

先ほどモノズはヒロインみたいなことを言いましたが、主人公のモノズは12体います。

大きさや特徴に違いはあれど、全部球体です。

しかも名前が干支の十二支なので、全てのモノズの名前と特徴を一致させられたのはDoggy House Houndを3回読んでからでした・・・

ただDoggy House Houndは現在(2020/06/26)書籍化計画が進んでいるそうなので、キャラクタービジュアルでそのあたりの難点は解消されるかなと考えています。

脳内描写がしにくい

人外のキャラクターが多く出ますので、想像力を使っていかないとスムーズに読めない時があります。

脳みそを使わずに流し読みをしていると、あっという間に話から置いて行かれます。

しかしこちらもモノズと同様に、ビジュアルが与えられれば解決されることかなと思います。

まとめ・リンク

今回は「Doggy House Hound」を紹介させていただきました。

いかがでしたでしょうか?

この作品は100万字ほどの長編作品なイメージがあったのですが、自分で文字数を打っていて60万字だったということにびっくりしました。

それほど濃密なストーリーということですね・・・

今後も続けて作品紹介していきますので、ぜひチェックしてください!

それではまたお会いしましょう!

気になった方はこちら→『Doggy House Hound』

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